思想の原点

仕事上、かつての受験仲間で去年落ちてしまったために今も勉強してる友達と話すことが多い。

どの友達からも、俺といえば監査論の印象が強いみたいで。勉強の仕方をよく聞かれる。

監査論は机の上で勉強してたことはほとんどなくて、勉強の大半が電車の中。

電車に揺られながら少し騒音があるくらいのほうが、逆に頭に入りやすかったですね。

確かに監査論という科目だけはケタが外れてて、試験の科目順位1位は当たり前、悪くても5位には入ってたんですが。

暗記が強いんです、この頭。暗記力だけは誰にも負けない自信がありました。

でも、プロとして仕事を行っていくうえでは、暗記力はそれほど重要ではないということを今は痛感しています。

必要なのは思考力・判断力。基礎的知識をもとに展開される応用力。これに尽きます。

形式よりも実質が重視される最近の世の中。物事の判断にあたっては、常にその本質にさかのぼること。これがとにかく重要なことに思えて仕方がありません。